税金滞納者から国税当局が差し押さえた財産の「インターネット公売」への参加申込受付が10月30日に締め切られました。これから参加を申し込むことはできませんが、第三者として注目しておきたいのが、高額品の落札の行方です。国税当局が今回の〝注目物件〟として挙げるのが高級外国車のフェラーリで、見積価額7,130万円は不動産以外の財産では過去最高額となります。
見積価額のこれまでの最高額も、やはりフェラーリが付けたものでした。今年9月に5,680万円で出品され、最終的に9,430万円で落札されました。この落札価額も不動産以外の財産としては過去最高額です。今回は、見積価額の時点でこれを1,450万円も上回っているわけで、落札価額も過去最高額を更新する可能性は十分にありそうです。
他に自動車では、クラウン(見積価額390万円)やレクサス(同322万8千円)なども出品される予定です。さらに、ルイ・ヴィトン製の腕時計(同1,690万円)もオークションサイト「官公庁オークション」に掲載されていて、注目されています。
なお、買受申込は11月11日~13日。落札額の納付期限は、不動産以外が11月26日、不動産が12月9日となっています。
<情報提供:エヌピー通信社>