普通預金

 普通預金は、期間の定めがなく、いつでも預入れ、引出しが自由にできる預金のことです。公共料金などの自動引落しや給与・年金の自動振込み、配当金などの自動受取りなどの機能が利用できる点で、日常生活に必要なお金を財布代わりにできる利便性を持っています。定期性預金などを担保にして、総合口座とすれば、自動融資を受けることもできます。また、貯蓄預金との間で、一定期間ごとに一定額の資金を自動的に振替えるスウィングサービスを組むこともできます。

貯蓄預金

 貯蓄預金は、残高が定められた金額(基準残高)以上あると、多くの場合、普通預金より金利が高くなる預金です。ただし、給与の受取りや公共料金の自動引き落としに利用することはできません。なお、貯蓄預金には、残高に応じて金利が変わる「金額階層別金利型」と、預入れ残高が一定額以上ある場合に普通預金より高い金利がつく「金額別金利型」といった種類があります。

通知預金

 通知預金は、引き出しを行う際に事前の通知が必要な預金です。資金を短期間だけ預けるときに運用することができます。引出しは、通常、預入後最低7日間は据置く必要がありますが、引出すときには少なくとも2日前には通知することになっています。払出しは、原則として解約時に一括して払戻します。用途としては、近い将来にその資金を引出すことが決まっていて、その時期まで資金を運用したいときに使います。企業が土地代金や売上代金などまとまった資金を、運用期間が決まるまでしばらくの間だけ預けておくときに使うことがあります。

納税準備預金

 納税準備預金は、納税用の資金を預け入れるための預金のことです。税金納付のために引き出された場合、利息にかかる税金が免除されるという優遇制度があります。利率は各金融機関が任意に設定し、一般的に普通預金よりも高く設定されます。納税のための特別な預金である性格上、利子は非課税となっていますが、納税目的以外の引き出しを行うと課税扱いとなります。

定期積金

 定期積金とは、主に信用金庫・信用組合・農業協同組合で取り扱っている積立方式の定期預金のことです。定期積金では積立金を「掛け金」といい、この掛け金と満期日に受け取る満期金(給付金といいます)との差を「給付補てん金」といいます。この給付補てん金は預貯金での利息に相当します。満期日は、給付金の額を決めて積み立てる「目標式」と、掛け金額を決めて積み立てる「定額式」があります。毎回の払込み方法には、集金、普通(当座)預金口座からの振替え、窓口での入金などの方法があります。

定期預金

預金の引き出しが自由にできる普通預金に対して、定期預金は前もって銀行へ預け入れた金額を一定期間引き出すことができない預金のことです。各銀行により預け入れ期間が設定されており、多くの場合1カ月月~10年ほどです。
定期預金は普通預金と比べると金利が高く設定されていますので、着実に資産を増やしていくことが可能です。ただし、満期日までは自由に引き出すことができませんので、どうしても資金を引き出したい場合は、定期預金を中途解約する必要があります。

当座預金

 当座預金は、主に法人が手形や小切手の支払いを決済するための無利息の決済用の預金です。ただし、万一銀行が破綻しても預金保険制度によって、利息がつく預金とは別に全額保護されます。また、通帳は発行されず、当座勘定照合表が毎月発行されます。ATM(現金自動預け払い機)を利用して入金・出金を行うことはできませんが、普通預金のように引き出しの限度額の定めはありません。