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売上原価とは?

 売上原価とは、商品や製品を生み出すためにかかる費用のことで、換言すると、売上を獲得するために直接的に要した費用のことです。
 会計上は、実際に商品や製品が売れた時点で、仕入や製造にかかった費用として計上します(計算式は下記のとおり)。

 売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高

【売上原価に含まれるもの】

①売れた商品・製品にかかった材料費
 販売した商品や製品の製造にかかった材料費が含まれます。ただし、売上原価は商品が売れた時点で計上するため、売れる前の商品や材料、仕掛品などは、会計上では「棚卸資産」として計上します。

②製造現場で働く従業員の人件費(労務費)
 製造に直接的、または間接的に携わる従業員の人件費も売上原価に含まれます。

③製品の製造にかかった減価償却費など
 製造工場や機械の減価償却費、水道光熱費、修繕費、外注工賃などが含まれます。

【売上原価と仕入額の違い】

 売上原価に含まれるのは、その会計期間に売れた商品の仕入額であるのに対し、仕入額はその会計期間に仕入れた金額のことを指します。

【売上原価と経費の違い】

 売上原価が「売上を獲得するために直接的に要した費用」であることに対し、経費は「売上を獲得するために間接的に要した費用」であるといえます。
 つまり、個々の商品や製品に紐付けられる費用が売上原価であるのに対し、個々の商品や製品に紐付けられない費用が経費ということになります。