国税庁は、2018年度のe-Tax(国税電子申告・納税システム)の利用状況を公表しました。
 それによりますと、2014年9月に策定したオンライン手続き(2016年11月に改定)の利便性向上に向けた「財務省改善取組計画」における改善促進手続きの利用件数は、2,555万7,685件となり、前年度に比べて3.4%増と順調に推移しております。

 項目別の利用件数は、改善促進手続きでの申告関係では、「所得税」1,147万2,798件、「法人税」226万8,473件、「消費税(法人)」165万5,396件、「消費税(個人)」77万681件、「印紙税」8万6,527件、「酒税」3万5,952件となりました。
 同申請・届出等は、「給与所得の源泉徴収票等(6手続き)」228万3,195件、「利子等の支払調書」8,161件、「納税証明書の交付請求」18万5,854件、「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」679万648件となりました。
 前年度と比べますと、「利子等の支払調書」(40.8%減)、「電子申告・納税等開始(変更等)届出書」(7.2%減)以外の項目は順調に増加しました。

 改善促進手続き以外では、上記以外の「申請・届出等手続き」は前年度から5.6%減の520万8,659件でしたが、「納付手続き」は同17.4%増の682万7,436件となりました。

 2018年度におけるe-Taxの普及・定着に向けた新たな取組みとしては、2019年1月から個人納税者について、認証手続の簡便化として、マイナンバーカードの利用でe-TaxのID・パスワードの入力が不要となる「マイナンバーカード方式」と税務署の職員との対面による本人確認を行った際に交付されたID・パスワードのみでe-Taxが利用できる「ID・パスワード方式」の導入があります。
 利用可能時間では、2019年1月から所得税確定申告時期以外について、月曜日から金曜日は24時間、毎月の最終土曜日及び翌日の日曜日は8時30分から24時まで受け付けております。

 そして、2019年1月から国税庁ホームページの所得税確定申告書を作成するシステムのスマートフォン専用画面の導入、e-Taxの送信容量を申告書は20メガバイトに、添付書類は8メガバイトに拡大するなどシステム改善を実施しております。
 今後の動向に注目です。
(注意)
 上記の記載内容は、令和元年11月8日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。