事業所得の申告漏れ金額が最も高いのは「キャバクラ」で、2年ぶりにワーストとなったことが国税庁の調査実績報告で明らかになりました。

 2017年7月からの1年間の所得税調査で発覚したキャバクラの申告漏れ所得は平均2897万円で、前年ワーストの風俗業の1974万円を大きく引き離しました。不動産代理仲介業1774万円、システムエンジニア1365万円、機械器具・部品管理1357万円が続きます。

 キャバクラや風俗業などの現金商売は、受け取った現金を売上帳簿に記載せずに課税を免れる不正が多いそうです。ともに申告漏れ所得が高額な業種の常連で、過去10年間ではキャバクラが5回、風俗業が4回ワーストになっています。

 なお国税庁は、今回ワーストの「キャバクラ」を前年までは「キャバレー」として集計していました。大衆キャバレーの代名詞だった「ハリウッド」のオーナーだった福富太郎さん(通称キャバレー太郎)が18年5月に死去し、都内のハリウッドが年内で幕を下ろすなど、全国的にキャバレーが消えている現状を反映したと見られます。
<情報提供:エヌピー通信社>